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ガンバレより「ハンバレ」


       

フェンシングの太田雄基選手が、銅メダル・銀メダルを取り、次は「金メダルしかない」とまわりが騒ぎ、自分でもそう思うようになって、これまで感じたこともないプレッシャーに、身体のあちこちが痛むようになり、「がんばってね」と言われたら「がんばってますよ」「もうほっておいてください」と言ってしまったこともある。とインタビューに答えていました。その後彼はフランスに遠征して、フェンシング発祥の土地で、癒され、また目標を持って動き出したのですが、一時は鬱の手前まで落ち込んでいたようです。あんなに明るいタイプの人も落ち込むことがあるんだと教えられ、がんばってる人に「がんばって」というのは相手をすごく不愉快にすることだと知らされました。「ガンバレ」より半分がんばればいいという「ハンバレ」ぐらいがいい。