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こうべ・あわじをつなぐ楽農クラブ


激しい前夜の大雨とは打って変わって、猛暑の中、淡路へ車を走らせた。子どもとスタッフ合わせて11名の農業チーム。洲本から中央へすこし入りこむと、もう周りは田んぼと畑だけが広がり、町のど真ん中から、わずか2時間で、豊かな自然が広がる田舎に転がり込んだような、不思議な感覚に浸る。「すごい田舎でしょう。」と橘さんが笑顔で迎えて下さった。周りには竹藪があり、池もあり、養蜂もてがけておられた。風の通る広い和室に円陣を組んで各自お弁当をひろげる。トトロのお家のような開け放された座敷から、まわりの風景をながめながら「すっかり夏ですね。」と心地よい風を受けながら言ってみる。稲が青々しげり、向こうの小高い丘の上に入道雲がはりついている。都会では感じれない季節感を堪能して、じゃがいももしっかり掘って、無事もどってまいりました。いまフリースクールの水槽には、子どもたちが淡路で採集したカブトエビとミズスマシがせわしなく泳いでいます。次は、8月半ばトマトの収穫とバーベキューを楽しみにお伺いする予定です。