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必ず道はあります。「親の会」へのおさそい!


 「親の会」へのおすすめ                 
いじめや体罰など、学校内の人間関係につまずき、折り合いがつかず、不登校になるケースがあとを絶ちません。2010年の統計でも12万人の小中学生が不登校し、同じ程度の高校生たちが中退しています。学校の管理や集団行動に子どもたちは息苦しさを感じているように思います。病気ではなく、健全に育ってきた子が、学校の中の荒廃した人間関係に起因して、心を痛め、身体症状を現す場合もあります。煩雑な事務に追われる担任教師とは師弟の関係も結べないまま、孤独に教室を後にする生徒になんの責任があるでしょう。最近では、不登校を理由に神経科・神経内科を受診する人が増えています。これは学校病です。大人の責任であり、社会の責任です。命の危険を感じ、自分の命を守るために不登校という賢明な判断をした子どもたちを追いつめるような対応はしないでほしい。やむをえず不登校になる生徒には、堂々と休む権利があり、公的に許される休暇のはずです。多様な時代、多様な文化の中で生活している生徒たちの個性豊かな成長を願って、多様な学びを選択する自由と権利を認めてほしい。あまりにも時代に取り残された管理教育で多くの子どもを苦しめ、多様性を身につけるのを妨げていることを反省し、今こそ大きな教育改革が必要です。学校が変わらなければ、教育の現体制が変わらなければ、いじめや体罰による子どもの自殺はあとを絶たないでしょう。        

不登校といっても、いろいろなケースがあり、その子に応じた適切な対応が求められます。わが子が突然不登校になれば、どの親も、不安になり、あせってしまいます。そんな時、同じ不登校の子をもつ先輩の親がいれば、なにかと安心です。「親の会」では、それぞれの事情に応じて、相談を受けるとともに、親どうしが話し合うことで、共感しあい、つながるようサポートします。これまで孤独に、問題をひとりで抱え込み苦しんでこられた状況からまず親が抜け出すことで、子育てへの自信を回復していただきたいと思います。目からうろこの体験を多くの親たちが体験してきました。心配しないで、どうぞ親の会に参加して、すこし肩の荷をおろしてほしいと思います。

☆ 「不登校を考える親の会」例会
  毎月第4日曜日 午後2時半~4時  場所 神戸自由学院 (参加費200円)
☆ 「不登校・ひきこもりを話す市民の会」例会
  毎月第3木曜日 午後4時~6時  場所 神戸自由学院 (参加費200円)   ♡ はじめての方もぜひご遠慮なく、ご参加ください ♡

  連絡先 神戸フリースクール又は神戸自由学院 事務局 078-360-0016 田辺