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おっさん数


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放課後デイがヤバい。 2025年09月29日 19時02分

発達に凸凹のある特徴的な子どもたちで、学校にも行きづらい生徒が、いま
行き場を求めて次々放課後デイの門を叩いている。しかし一方、不登校生が来
たら「うちもフリースクールの勉強せなあかんなぁ」と、経営者は頭をかかえ
ている。放デイは厚生省から補助金が出るから、月々5,000円から2万円までの
格安で放課後に通うことができる。しかし、放デイでは不登校生と対応するの
も初めてで、なにをどうしたらいいのか、とりあえず学校に戻ったときの準備
をと教科の復習をやらせたりしている。それこそ大きなまちがいで、不登校を
長引かせることになることを知らない。(つづく)


あちこちに「フリースクール」の看板が目立つようになった。
うちも、うちもフリースクールですと。なんなんでしょうね?
「学習支援をマンツーマンでやります。」「うちは、お金がかかりません」
いろんなフリースクールができて、増え続ける不登校生に対して、第三の
居場所が増えることは悪くない。たとえそれが金儲けのためであってもだ。
神戸フリースクールは今年で35周年になるが、本当に初期は、不登校生の
行き場がなく、自宅にこもるしかなかった。もちろん初期段階はゆっくり
自宅ですごし、親も祖父母も親類もあきらめて、不登校を受け入れる時期まで
じっと自宅でがまんするのもしかたない。みんなのバタバタがおさまり、みん
なが、「不登校でも元気やったらええ」と言い出すようになったら、ぼちぼち
家を出たらいい。だれも不登校生の気持ちがわかるわけがなく、一番始末の
悪い教師、さらに不登校担当教師がくせもので、あの手この手で学校復帰を
せまってくる。でもすこし辛抱してたら、みんな無駄な努力に気がつき、あき
らめるから、それからは安心して出かけるのがいい。そこで、あちこちのぞいて
自分に合った第三の居場所を見つけたらいい。ただ、学習支援がすべてだと考え
ている教育産業は要注意。それは、教育委員会の適応教室(今は名前を変えてる)
と同じで、気持ちが開放されることはない。まあ、親は喜ぶだろうけどね(笑)